2021年アルメリックモデル選び
アルメリック モデル選び。
2021年のサーフボードはどれにしますか?
2021年ニューモデル、 Ciトライプレーンハルとツインピン。
2021年チャネルアイランズ のニューモデル。
ブリットメリックとマイキーフェブラリーがデザインしたツインピン。
ボトム形状はフラットに近い緩いコンケーブにテールはVアウト。
ツインピンの発売予定を聞いたのは、2年前に日本に来ていたブリットメリックからが初めて。
それから微調整を繰り返し、最終段階のフィンポジションの決定だけに1年を掛けてデザインの完成度を上げて登場したツインピン。
Ciフィッシュ、フィッシュビアードに続き日本の波で活躍してくれる2枚フィンのサーフボード。
世界中で人気のCiミッドをデザインしたデボンハワードの次なるモデルは、実践的に機能するシングルフィンミッドレングスのCiトライプレーンハルシングル。
チャネルアイランズがデザインするトライプレーンハルボトムの現代的ミッドレングスは、ただ乗るだけのクルージングボードではなく、レールトゥーレールが行いやすくスピード性とコントロールがユーザーフレンドリーにデザインされたミッドレングス。
現在のサーフボードの多くに採用されているダブルコンケーブの元になっているトライプレーンハル。
美しいボトムの造形に魅了されるサーフボードです。
経験豊富なカリフォルニアのデザイナーとシェイパーだから造れる新しいシングルフィン。
ツインピンとトライプレーンハルにも専用のフィンが登場予定になっています。
今年はどのモデルに乗りますか?
ツインピン
ツインピンとトライプレーンハル
ニューモデルのツインピンは7月頭に入荷予定になっています。
冬から春の様々な波で使っていますので、ご相談お待ちしています。
2020年登場の、Ci MID、MWJ、FISHBEARD。
現在のチャネルアイランズのラインナップの中でも多くの波に乗る事ができる5モデル。
ニューモデルに加え、Ciフィッシュとウルトラジョー。
日本の力の弱い波質でも強い推進力でグイグイとフェイスを走り、運動不足気味の身体や加齢による本数の低下を補ってくれるモデルです。
波乗りの新しいフィーリングと楽しさを体験するならこの3モデルです。
長年ショートのパフォーマンスボードだけを使っていた方にとって、ミッドレングスの6ft後半まで伸ばしたレングスは想像以上に多くの波に乗れ、スピード感と長いライディング距離には、どなたもピークに戻る時には笑顔になってしまうサーフボードです。
ベストセールスのネックビアードをベースにフィッシュボードの楽しさを取り入れたハイパフォーマンスフィッシュのフィッシュビアード。
2枚のキールフィンは多くの水の抵抗を得て、スピードとドライブに優れ、大きなフィンは安定感の高いターンが可能となるパフォーマンスボードです。
もうコメントが必要ないと思う、多くの方に高評価をいただくCi フィッシュ。
沢山の波に乗れる楽しみとフェイスを疾走する爽快感をぜひ味わってください。
Ciフィッシュは発売開始から2年近くになろうとしていますが、いまだに中古ボードとして手放す方がいない、どなたも最もお気に入りになっているモデルです。
リップアクションも可能な面積の大きなキールフィン。
ツインキールを装着した3モデル。
大きい波でも使うならCiツインフィン、ミドルサイズの波でパフォーマンスを行うならフィッシュビアード、日本の平均的な小波でも活躍ならCiフィッシュ。
トライフィンのサーフボードだけでなく、ぜひツインキールフィンの世界も踏み込んで下さい。
使ってみなければ分からない、新しい波乗りの世界が広がります。
波に乗れる本数は増やしたいけど丸みのあるサーフボードよりはシャープで細身のアウトラインを好む方には、OGフライヤーとCiツインをレングスアップしたタイプがオススメです。
どちらも歴史あるベーシックなアウトラインになりますのでノーズ幅が広めで安定感あるテイクオフが可能です。
年齢が上がり、なかなか短いサーフボードがキツく感じ始めた方にお勧めできるパフォーマンスボードになり、カスタムオーダーでお好みの長さをご注文していただけます。
軽快な動きでハイパフォーマンスを求める方にはこの6モデル。
2021年のサーフボードはどれに乗りますか?
僕のボード選択の方法は
ポイントブレイクや長い波がありそうな日はCiミッド、
大きめの東ウネリが届く日は長めのフィーバー、
水量ありしっかりとしたウネリが続く日はOGフライヤー、
オフショアで綺麗なフェイス、時々フォローなブレイクがある日はCiツイン、
弱いウネリでもアクションができる波ならロケットワイド、
小波から頭サイズの波までどんな時も安心してチョイスできる容積多めにしたMWJ、
その日のコンディションがはっきりしなく悩んだ時はネックビアード2、
オフショアでロングショルダーが期待できるならフィッシュビアード、
波が小さいなら迷わずCiフィッシュ、サイズアップしても大丈夫、
弱いウネリの日も楽に沢山乗りたい日はウルトラジョー。
現在のサーフボードはモデルごとにしっかりと個性が出ています。
サーフィン歴とレベル、お身体の調子と体重、好きな波のサイズ、ボードの選択をしっかり行っていただければ毎回のサーフィンはとても楽しくなります。
いつでもサーフボード選びのご相談お待ちしています。
2021年4月23日
千葉南
ここからは2019年のボード解説をご紹介いたします。
写真左からロケットワイド、ネックビアード2、CIフィッシュ、CIツイン、サンプラー
OGフライヤー、フィーバー。店頭では全てご覧いただけます。
モデル毎にしっかりと個性があり、サーフィンのスタイルに合わせて選択していただく事で、休日のサーフィンを楽しんでいただけます。
それぞれのモデルを、すでに使っているお客様の感想と、僕が使った感想を混ぜて解説します。
◆ロケットワイド
日本の波と良くフィットするロケットワイド。
アベレージジョーなどの短く厚みの多い小波用ボードから進化して、少し長くなったレングスはオールラウンドな小波用ボードとなり、滑り出し速くパワーの弱いモモコシのコンディションでもクイックなパフォーマンスを行え、日本の頭サイズの波でも使えるのが特徴。
アウトラインは広く、全体のボリュームバランスが良いので、体重が増えて運動不足気味の方やお身体が大きく波に乗れる本数に満足出来ていない方には、レングスと容積を多いサイズを選んでいただければメインボードとしても問題ないデザインになっています。
コンパクトで丸みのあるアウトラインは、力の弱い女性にもお勧めできるモデルです。
◆ネックビアード2
2010年に販売が始まり、2012年サーフボードオブザイヤーを獲得しているネックビアード。
発売当初は斬新に切り落とされたスクエアーテールを好きになれず、敬遠していた方が多かったモデルです。
その後使い始めた方の評判が良くあっという間にトップセールスボードになったネックビアード。
まだ多くの波で使えてませんが、変更されたコンケーブや1/2″広くなったスクエアーテールは走りに力強さが増し、さらにパンチあるサーフィンが可能になっていると感じています。
発売当初から使うネックビアードフリークには、バージョンアップされた今回もぜひ乗っていただきたい性能になっています。
コンディションを選ばず万能なネックビアードはメインボードの1本として選んでいただけ、日本の波と相性良く、扱い易い性能はステップアップのきっかけを掴み易いサーフボードです。
年齢やサーフィンのレベルを問わず、多くの方に満足していただけるモデルです。
◆CIフィッシュ
2019年春から販売が始まる全く新しいフィッシュボード 。
今までの厚みの多いレトロタイプとは違い、全体的に薄くボリュームを落とし、パフォーマンス性を上げているのが特徴のフィッシュボード。
性能を確認したく昨年末に到着してから様々な波で使い込んでみました。
膝腰から頭サイズのコンディションでも問題なく使え、どんな波でも対応でき、クルージングから垂直のオフザリップも可能なハイパフォーマンスフィッシュというのが一番の感想です。
レトロ系フィッシュの様な難しさは無く、ツインフィンを意識していただければ、どなたでも楽しんでいただけるフィッシュボード だと思います。
ノーマルのショートボードとは比較にならない早い滑り出しと、フィッシュボード独特のフェイスを高速で走り抜ける感覚は新鮮であり、驚きのスピードを体験していただけます。
性別を問わず使っていただけ、サーフィン歴の浅い方、小波用ボードを探す方、お身体の大きい方、メインボードを探す方まで、様々なスタイルのサーファーにフィットできるフィッシュボード です。長年トライフィンだけを使ってきた方には、特に新鮮で楽しい遊び道具となります。
パフォーマンスを求めるなら短いレングス、乗れることを優先なら長めのレングスがお勧めです。
◆CIツイン
まだまだ使われている方が少ない、最新型クラシックツインフィン。
すでに使われている方と僕自身もこのサーフボードを手放す事は無いと言えるモデルです。
全モデルの中でも最速であり、クラシックなアウトラインに現代的な最新のロッカーにアップデートされているので、強いドライブ感とカービングを楽しんでいただけます。
大きいサイドフィンとセンターに小さなトレイラーフィンの仕様なので、トライフィンだけを使っていた方は、最初のターンでテールが滑ってしまうかもしれませんが、体重の使い方が分かり、軸の移動が明確にできる様になればステップアップに繋がるサーフボードでもあります。
ツインフィン仕様なので、初心者の方よりは、経験の長い方がこのモデルは楽しんでいただけ、サーフボードの進化を実感していただけると思います。
クラシックなフォルムにスムースで強力なエンジンを搭載した乗り物を求める大人の方にお薦めなツインフィンです。
◆サンプラー
ベストビーチブレイクボードであるサンプラー。
モモコシからアタマサイズの波まで、多少風が入っていたりボヨついてしまう状況でもコンディションを選ばず活躍してくれるのがサンプラー。
サイドフィン周辺の深いコンケーブは力強いターンからパンチの効いたトップアクションが可能であり、アクションが多いパフォーマンスの好きなサーファーにはお薦めのモデルです。
デーンレイノルズがデザインしたボードは前足の上にボリュームが多くあるのが共通点ですので、サイズ選びを慎重に行わないと、全く活躍しないボードになってしまう場合があります。
1本のボードで様々な波に対応できる、メインボードをお探しならサンプラーはお薦めです。
◆OGフライヤー
20年前に誕生したモデルのロッカーとコンケーブが継承される名作のオリジナルフライヤー。
直進安定性に優れ、早い滑り出しからのベーシックなドライブターンの感覚は一度使われると病み付きになる乗り味があります。
浅いシングルダブルコンケーブは扱いやすく、アルのシンボルでもあるバンプスカッシュテールは、ワールドツアーレベルの高いパフォーマンスも可能なデザインになっています。
サンプラーよりも長さをとれ、同じ長さのフィーバーよりも容積が多くなるデザインなので、
最近、体力の衰えを感じているけど、まだまだショートボードを使い続けたい方にはベストボードとなっていただけます。
長めのレングスと多めの容積で楽にショートボードを乗りこなすならOGフライヤーはお勧めです。
◆フィーバー
2018年のワールドツアー選手の多くが持ち込んでいた、信頼度の高いモデルのフィーバー。
ラインナップするモデルの中では長めのレングスになり、日本の波ではハラムネサイズからオーバヘッドまで活躍してくれるパフォーマンスモデル。
細めのノーズエリアからは想像できない滑り出しの速さがあり、テイクオフからインサイドセクションまで、全てのパートで新しいサーフボードの性能を楽しんでいただけるモデルです。
近年主流となる短いレングスのパフォーマンスボード、久しぶりに3インチ長い身長と同じぐらいのモデルを使うと、ターンの伸びは良く、浮く様なスピード感を味わえます。
コンテスト志向の方には得点を出しやすいボードデザインであり、アクションを好む方にお薦めのモデルフィーバーです。
◇スパインテックテクノロジー
ストリンガーの無いEPSフォームと、ファイバーグラスとレジンの組み合わせで作られた高精度のストリンガーが使われ、弾性エネルギーの原理に基づいてデザインされたため、圧力が加えられると収縮し、その後自然に元の状態に戻る仕組みの為、サーフボードからよりダイレクトに、生き生きとした反発を感じることが出来るのがスパインテックテクノロジー。
従来のティンバーストリンガーに代わり、実質的には壊れにくく、デッキ部分にインストールされている事で、サーフボードにエネルギーを溜め込み増加させ、反発性、スピード、フローといった急激な原動力に反応する事ができます。
EPSフォームに対して様々な感想をお持ちの方がいると思いますが、現在のEPSフォームは密度が高まった事でしなやかに動き、以前のカチカチでバタつくというのは少なくなっています。
EPSフォームは従来のポリウレタンフォームより浮力を多く感じていただけるので、波をキャッチする能力が高まり、体力が下がってしまった方にも良いフォローをしてくれる素材です。
EPSスパインテックは2021年から20,000円のチャージとお高くなってしまいますが、その恩恵は大きく、使っていただければ、乗れる本数の増加に満足していただけます。
様々なデザインのサーフボードがラインナップするチャネルアイランズ。
サーファーにとって最も求めるのは、楽しく多くの波に乗れる事。
ウネリの弱いコンディションでも活躍してくれるのは、ロケットワイド、ネックビアード、CIフィッシュ、サンプラー。
サイズの上がった時に活躍してくれるのは、CIツイン、OGフライヤー、フィーバー。
容積を増やして大きめで使うなら、ロケットワイド、CIフィッシュ、OGフライヤーがお勧めです。
サーフィンのレベル、年齢や体力などに合わせたサイズ選び、レングスと容積のバランスが一番重要になり、同じモデルでもサイズ選択の仕方で使い易さは大きく異なってくるのが現代のサーフボードです。
オーバーフローで浮力たっぷりと多いサーフボードを準備したのに乗れなくなった、というお悩みがありましたらいつでも相談してください。
適切な道具選びを行い、休日のサーフィンを楽しんでください。