台風の波とミッドレングス
台風の南ウネリも弱まってきた金曜日。
波のサイズはムネ〜アタマの千葉南。
朝は北東の風。
サイズある波も入りますが、押しの弱いブレイク。
海水温度はやや冷たいまま、まだ冬用のスーツを使っています。
気持ち良い春の海。
数日続いた台風の波、今回はチャネルアイランズ のミッドレングスを使い込んでみました。
ショートボードで苦戦する小波でも優雅にテイクオフできるミッドレングス。
苦手とする波のサイズは無く、ウネリがアップすればするほど性能を発揮してくれます。
テイクオフはズバ抜けて速く、フェイスを疾走する感覚に誰もが驚き、連続したターンを楽しみながら波打ち際までライディングを繋げていけるサーフボードです。
厚みがあり水量の多いウネリが長い周期で到達する台風の波。
ロングボードとは違い、いつも行っているドルフィンスルーでセットの大きなピークに向かえ、機敏な動きで波を捉えられるのがミッドレングスの特徴なので、台風などのサイズあるコンディションでもオーバーフローしたボードサイズに怖さを感じる事も無く、サーフィンを楽しむ事に集中できます。
水量の多いコンディションで普段使うショートボードは海水の抵抗に負けてしまい頼りなさを感じてしまいますが、たっぷりと多い浮力とガッチリと重たくラミネートされたミッドレングスは安定感がとても高く、必ず乗れるという安心感を与えてくれます。
信頼できるミッドレングスはお体の大きさに対して、レングスと容積のバランスがとても重要です。
ロングボーダーの方がサイズダウンしたボードの練習にも適していますし、長年ショートボードだけを使っている方にも何倍も多くの波に乗れる楽しさを体感していただけます。
取り回しが行い易いサイズを選択されることがポイントです。
すでにCiミッドをご予約いただいている方は、5月到着予定の連絡が来ています。
次のフリー在庫がカリフォルニアから到着予定は7月ごろになっていますので、ご予約の受付を始めています。
ショートボーダーは今まで使っていたボードからレングスは30cm長く、容積は10リットル以上アップ。
このサイズの違いはとても大きく、想像を超えた波に乗る楽しさを体験していただけます。
初めて使う長さのミッドレングスに不安を感じてしまいますが、ショートボードとは異なるピークポジションやスムースなパドリングからのテイクオフ、ライディング中のスタンスやステップバック、フィンポジションなどはご購入の時にお伝えしていますので安心してください。
後部座席の倒れる4ドアセダンにはすっぽりと収まってしうミッドレングス。
ロングボードと違い、車の大きさや保管場所に悩まなくて良いのもポイントです。