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ウルトラジョーかCiフィッシュか

2019/09/08
 
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長い夏休みが明けた月曜日。

無風でとても弱いウネリ、少し気温下がり、のんびりとした穏やかな夏の天候。

波のサイズはモモコシ。

海水は冷たく、ウエットスーツはシーガルがおすすめ。

今朝はウルトラジョーでサーフィン。

今年のチャネルアイランズ のラインナップの中で最も多くの波に乗れる事に優れているウルトラジョーとCiフィッシュの2モデル。

どちらも日本の波とは相性良く、膝腰から頭近いサイズの波まで使用でき、トライフィンでパフォーマンボードの様に扱えるウルトラジョー、ツインフィンでスピードとドライブ感に優れたCiフィッシュになります。

テイクオフはどちらも十分に速く、アウトラインからも他のモデルには無いラクなテイクオフを体感していただけます。

今まで以上にたくさん乗れるこの2モデルのどちらを選択するかは一番悩んでしまうと思います。
どちらも乗り味にはしっかりと個性が出ていますが、難しい癖などは無く、それぞれの個性を楽しんでいただければアウトラインやデザインの好みで選ばれても問題は無いと思います。

2モデルを比較した時にチェックしていただきたいのは、それはレールボリュームになります。

フィッシュボードのアウトラインに現代風のパーフォーマンス性を取り入れたCiフィッシュのレールは薄く落とされテーパーレールに仕上げられています。
逆に短さの中に十分な浮力を取り、Vボトムでパフォーマンスを上げているウルトラジョーのレールは丸みの多いボキシーレールに仕上がられています。

体重の軽い方がウルトラジョーでレングスを長めにして沢山の波に乗ろうとした場合、浮力の強すぎるボードはテイクオフの時に浮き上がって波の斜面を滑り降りなくなり、乗れたとしてもボリュームの多いレールはコントロールが難しく感じてしまいます。

これが体が大きく体重も多い方には逆の作用になり、多くの波に乗れ、ボキシーレールに加重する事でフェイスの柔らかい小さな波でも加速でき楽しむ事ができます。

フェイスが柔らかく、なかなか海外の様なロングショルダーの少ない日本の波質には身長に近い長めのレングスのサーフボードが多くの波に沢山乗れ、サーフィンの楽しさを実感していただけます。

どちらを選ぶかに決まりは無く自由ですが、レールボリュームは大きく違い、同じレングスでも容積の差は大きくなるのが、沢山の波に乗れる2モデルの個性の違いになります。

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