No4 & AVERAGE JOE
台風の影響で大きくサイズアップ。
風も強くサーフィンは出来ません。
台風シーズンに入る直前の9月頭、サイズの小さい波が続く時期に一週間、チャネルアイランズ社の今後日本での発売が決まっているニューモデル、ナンバーフォーとアベレージジョーをみっちり試乗してみました。
サイズはアベレージジョーが5’3″、ナンバーフォーが5’7″。
日本での発売はNo4が10月のはじめ、アベレージジョーは年末から年明けの予定。
アウトラインが特徴的な二つのモデル。
カリフォルニアのビーチブレイクでテストを行い、コンテストでも使える短めのパフォーマンスボードとして開発されたNo4。
簡単に波を捕らえる事が出来、どんなレベルのサーファーもシンプルに波に乗る事を楽しませてくれるサーフボードとして登場したのがAverage Joe。
デーンレイノルズがデザインした4つ目のコンセプトボードとして登場したNo4、前のネックビアードとスパームホエールは僕の長年のサーフィン感を変えてしまうほど素晴しく楽しいモデルなので、このNo4もネックビアードの後継モデルとして、とても興味のあるサーフボードです。
試乗はヒザコシのダンパーからコシムネサイズで行いましたが、昨年サーフボードオブザイヤーを獲得しているネックビアードの後継だけあり、十分に満足できる癖の無いパフォーマンスを体験させてくれました。
ノーズ幅は13インチ以上、テール幅は15インチ以上と全体に幅広のアウトラインがストレス無い早い滑り出しをし、ダブルバンプウイングがクイックでドライブの効いた動きをしてくれます。
既にネックビアードを乗り込み、次なるモデルを捜している方には是非乗っていただきたいモデルです。
波の対応サイズがヒザ〜アタマサイズなので、少しボリュームが多く日本の平均的なコンディションでのメインボードをお探しの方にもぴったりなモデルになっています。
ボトム形状は、ノーズから浅いコンケーブが始まり
センターは深めのシングルコンケーブ
サイドフィンの上から二つに分かれ
フィン周辺ははっきりとしたダブルコンケーブ
テールエンドは強めのVEEで水流が抜けて行く様になっています。
このボトムもネックビアードとほぼ同じ形状をしています。
同じレングスのネックビアードとno.4を比較してみると、
No4 5’7″-19 1/4″-2 3/8″ 27.4L
NB 5’7″-19 1/2″-2 5/16 28L
センター幅が広くノーズとテールが少し細いネックビアード、センター幅をやや細くしノーズとテールにボリュームを増やしているナンバーフォー。
到着が楽しみなモデルです。