千葉・南房総 鴨川市のサーフショップ モアナ コースタルサービス

冬のブーツ

 
この記事を書いている人 - WRITER -

早朝はクリーンなオフショアの木曜日。
朝は丁度満潮の時間。
波のサイズはムネ。
左右に楽しめるコンディション。
今日は東のウネリ。水温は12度と冷たく、ブーツを履かないと体の動きが鈍くなります。
使い始めて3年目の後半になり壊れてしまったブーツ。
切れてしまった部分とスキンとジャージの繋ぎ目にあった数カ所の穴にボンド入れて補修して使ってみると、再び完全防水に復活してくれたブーツ。

とても評判良く、ブーツ嫌いの方も喜んでいただける国産のサーフブーツです。
冷たい海水を我慢するなら履いた方が調子良い商品です。
国産の為、毎年の販売できる数に限りがありますので、いつもご予約制にしています。

今年は4月から5月の連休まで、試着できるブーツを用意してご予約をいただく予定にしています。
東北で数年テストされ完成度高いサーフィン用ブーツです。現在の冬用ウエットスーツは防水性能が向上しているので、ご紹介しているブーツと併用していただくと、海上がりもウエットスーツの中はほとんど濡れて無く、ドライスーツの様に身体の冷えを感じないで冬のサーフィンを楽しむ事ができます。
冬に入りブーツを履き始めた頃は毎年足が引っかかり、うまくテイクオフ出来ない時が度々あります。
春に向けて徐々に運動量を上げて、ブーツを履いていてもスムースなテイクオフと正確なステップバックが出来る様にするのが僕の冬場の練習課題です。
ブーツを履くとスムースにテイクオフが出来ないのは、ブーツが原因では無く、波に乗る動作の中に不十分で未完成な部分がある事を警告してくれているからです。

ブーツがひっかかってしまう原因に
パドリング時のボードに乗っている位置が少し後ろになっている
テイクオフする為のピークポジションがズレている
腸腰筋が硬くなり、足の引き上げが遅くなっている
サーフボードのサイズが合っていない

重たいセミドライスーツを着てブーツを履いていれば誰もがテイクオフは遅れ気味になり足が出にくかったり爪先がひっかかってパーリングをしてしまう回数は増えてしまいます。

テイクオフの時「足が出なくなる」というのはブーツが原因ではないので、ブーツを履いている事をしっかりと意識して修正練習すると、冬の始まりにひっかかっていたブーツは春が近くなる頃にはしっかりとスムースにテイクオフ出来る様になり、ブーツが脱げる頃にはテールコントロールを行い易く、サーフィンの調子はとても良くなります。

サーフィン用ブーツは冬の短い期間にしか使えない、ステップアップする為の練習道具と考えていただければ積極的に履きたくなります。

テイクオフの上手いサーファーほどしっかりとブーツを履いて身体を冷やさない様にしています。
午後はオンショアが続いています。


この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© MOANA COASTAL SERVICE , 2022 All Rights Reserved.