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CI Factory Tour 2017-2

2017/03/21
 
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GMのスコットとボード開発担当のアーロン。
今回、アーロンがボード解説をしてくれたモデルは、
フィーバー、ビスケットボンザー、ボンザーシェルター、ハイブリッドミニとハイブリッドウォーターホグ、ロケット9、フレックスバー。
その他画像は出せない、この後発売予定のテストボード。


オールラウンドなパフォーマンスボードのThe FEVER。
サンクレメンテのパットガダスカスが腰から頭オーバーの波まで活躍してくれるボードを求め、出来上がったのがフィーバー。
コンティニューロッカーを使い、フラット気味にする事で速さを求め、サンプラーより浅いシングルコンケーブに強めのテールキックの組み合わせにより、シャープでドライブ性能に長けたデザインに出来上がっています。

強めのテールキックにしっかりと加重する事で、ドライブ感が良くグイグイと走って行く性能をリンコンで感じました。
アクションを好むショートボーダーにオススメのモデルだと思います。

キャンベル兄弟が20年間作り続けているボンザー5システム。
ターンをした時に固定されている波側の2枚のフィンが垂直になり、その間を海水がスムースに流れる事で、強い推進力とドライブを得られるのがボンザー5システム最大の特徴です。

ボンザーシェルターはキャンベルブラザーズのオリジナルテンプレートを使用。

CI社オリジナルモデルでもこのボンザーシステムを組み合わせられないかと、選ばれたのが10年前に登場しているビスケット。
オリジナルビスケットのVボトムはボンザーシステムとのマッチングが良かったようです。
強いVが始まるテールからの距離とフィンの角度は決まっていて、それがボンザーの性能にはとても重要なバランスだそうです。

トライフィンのビスケットを以前使っていましたが、ビスケットボンザーは安定感あり乗り易く、ドライブさせるのが容易な印象です。
日本の平均的な波を考えると、ビスケットボンザーはいつでも使えるアイテムになりそうです。
このボンザーシステムはセンターフィンが大きく推進力が強いので、トライフィンを加速させる事が苦手な方にも、フェイスをドライブさせてスピードを得る手助けをボードデザインがしてくれます。

長いフェイスの良い波用のボードをお探しなら、ボンザーシェルターがオススメです。
スピードが出すぎてしまっているサーフボードには、初めて出会いました。

ボンザーはどちらもフィンが付属され、160,000円税別。


チャネルアイランズ社から初めて登場するソフトボード。
現在カリフォルニアでも需要が伸びているソフトボード、CI社ではINT社の技術に昨年登場したモデルのミニをラウンドテールにして登場。


サンディエゴで作られる水の吸いにくいフォームを使い、ボトムはエポキシ樹脂でラミネートされ、デッキ面はソフト素材で安全性を優先された新しいタイプのサーフボード。
反発が良い竹がストリンガーに使われ、ラウンドテールでキックが強まったミニは性能良く、十分楽しめるソフトボードに出来上がっています。

これからサーフィンを始める方はもちろん、既にサーフィンは楽しんでいる方がより安全に沢山の波に乗りたいとお考えの時、小波用ボードが欲しいけど、彼女や友達、お子様も楽しめるソフトボードをお考えでしたら、このミニのソフトボードはオススメです。
ボトムとデッキの両面がソフト素材で出来上がったベーシックなタイプもございます。
お値段優先でしたら、こちらもよろしいかと思います。

ミニのソフトボードは90,000円税別
ベーシックタイプは60,000円税別。

こちらはハイブリッドミニで使われる専用フォーム。
EPSフォームより弾力あり、耐久性の良い硬いフォームです。


カラーフォームを使い、低価格で子供専用にデザインされたサンプラーやルーク15も登場します。

子供用はルーク15とサンプラーがあります。
GROM ROOK15  4’8″、5’0″、5’4″
GROM SAMPLER  4’10″、5’2″
どちらもフィン付き92,500円税別です。


今回はとても長い時間ボード解説を聞き、サーフィンのレベルや体型別によるボードの選択、カスタムオーダーの方法などもしっかりとトレーニング受けてきました。

最近のサーフボードはとても性能が向上し、軽い力で沢山の波をキャッチして楽しませてくれます。

様々なサーフィンスタイルに合った、サーフボード選びのお手伝いをいたしますので、ぜひ気軽に相談してください。


夕食はカーピンテリアの人気店RINCON BREWERYへ。

毎年満席で今回初めて入れた地ビールのお店。
ガラス越しのすぐ隣でビールを作っているだけあり、様々な味と度数を楽しめ、リンコンでサーフィン後は美味しさも各別です。
いつも夕食を誘ってくれ、何でも聞いてくれ!というGMのスコット。
ワールドツアー選手たちの契約の事や、日本でも話題になっていたケリーの話、サーフボードのトレンドなど、サーフィン業界の色々な話を聞く事ができた貴重な時間になりました。

チャネルアイランズの長い歴史の中で、HEXロゴにアルメリック以外のロゴが入るのは初めての事であり、これについても聞いてみました。

キャンベルブラザーのロゴを入れる事に関して最初は反対意見も出ていたそうですが、アルさんとキャンベル兄弟は昔からとても仲が良く、若い頃は色々なボードの開発を一緒に行っていた関係から出てきた今回の企画だそうです。
ライダー達がテストし、ボード性能の良さにボンザーシステムの導入が決まり、アルさんと息子のブリットがロゴの使用を承諾し、スコットが決定したそうです。
フィッシュタコとアルコール度数7度のフルーティーなペールエール。
チーズがたっぷりと入ったケサディア。
どの料理も美味しく、度数7度は酔いを加速させてくれます。
左はカスタムオーダーの受注を担当しているジョン。

この写真を撮った記憶が無くなっているのが残念です。

次はこちらです →CI Factory Tour 2017 – 3

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