CI Factory Tour 2016-4
CI Factory Tour 2016-4
入り口の壁面に飾られた1970年代、アルのハンドシェイプ。
1980〜1990年代。
ワールドチャンピオンのボード。
そして現在のボードまでがディスプレーされたエントランスホール。
入り口の扉には、サンタバーバラの若手選手のコナーとパーカーコフィン。
ローカルヒーローのデーン、ティム、コナー。
ニューモデルの開発とテストライドに貢献しているのが地元に住むこの3人。
リンコン
気持ち良い日差しの下、ファクトリーでのランチタイム。
滞在最終日、CI社のスタッフはミーティングに入ってしまったので、フレックスバーの作業工程を一人で見ていた午後。
そこに現れたアルさん。
僕は、昨夜はありがとう、とても楽しい夜でしたと挨拶。
今日はサーフボードを仕上げに来たんだよ。
見に来るかい? と誘ってくれ、彼の専用シェイプルームへ。
そこでは樹齢2000年の大木からサーフボードを作る作業が行われていて、2013年のFactory Tourで一度ご紹介しています。
彼のごく親しい友人にだけ、アルがすべてを手作業で進めているウッドボード。
1969年にチャネルアイランズサーフボードを立ち上げ、50年以上シェイピングに携わってきたアル。
ノーズからボード全体を見る姿、左右のレールを触り確認してる姿、サンディングが終わり愛用のカンナで仕上げをする姿、すべてが目に焼きついた時間でした。
時々作業の手を休め、サーフボードはこことここ、それとここも重要だね、と話しかけてくれ、それは優しい父親が大切な事を伝えてくれている時の様でした。
シェイプルームには既に完成したGMスコットのウッドボードも置いてあり、僕が見せてもらった、今仕上げをしているのは誰のボードですか?と聞いてみると
これは僕のだよ、とアルの答え。
あまりにも貴重な時間を体験して、胸が一杯になりました。
この時のシェイプをしてる様子は数百枚の写真に収めていますが、ここでの公開は出来ませんので、モアナの店内ではご覧いただけるようにファイルを作る予定です。
一緒にフレックスバーの構造や、ファクトリー内など、ブログには出せない部分もタブレットを使いご紹介できると思います。
今回のファクトリーツアーでも、様々なモデルの解説を聞いています。
年齢や性別、レベルに合ったボード選択のお手伝いを行いますので、ぜひ相談してください。
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アルメリック
ロケット9
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