CI Factory Tour 2016-1
2016年
毎年訪れているチャネルアイランズ サンタバーバラ本社をご紹介しています。
CI Factory Tour 2016-1
早朝のチャネルアイランズ本社。
2016年のニューモデル試乗と詳しい解説を聞く為の訪問。
早い時間から準備されるテストボード。
今回最も試乗を希望したのは、デーンがデザインしたサンプラー。
いくつかのニューモデルをサイズ違いで積み込み、リンコンポイントへ。
快晴と無風のカリフォルニアらしい天候。
リンコンはフェイスの綺麗なムネカタサイズの波。
先に入っていたアルの息子ブリットと一緒にサーフィン。
写真で撮れている範囲は長いリンコンの最終セクション、実際のピークは数百メートル右奥。
カリフォルニアの中でQUEEN OF THE COASTと言われるだけあり、とても美しく長いブレイク。
サーフボードの開発や試乗には最適なフィールドのリンコン。
気温は20度近くあり、ウエットスーツは3mmフルスーツと薄手のブーツ。
例年より暖かい海水温度。
すでにアメリカで販売が始まり、良いセールスを記録しているサンプラー。
ダンプスターダイバー、ネックビアード、#4、と続き、デーンとブリットメリックが開発した小波用モデル。
他のモデルと同じく滑り出しはとても早く、テイクオフしてからのスピード性能も素晴らしく、フラットなセクションをグイグイと進む走行性は日本の平均的なコンディションに相性が良さそうです。
EPSフォームを使い、新たなサーフボード性能を持った『フレックスバー』。
試乗できるフレックスバーが今回出来上がっていなかったので、ボード解説で使っていたボビーマルチネスのフレックスバーを試乗させてくれないかと強くお願いしたところ、本人が使う前でしたが、GMのスコットからOKサイン。
ボード開発を担当しているアレンにデッキパッドを貼ってもらい、翌日の試乗準備。
ポリエステルフォームには必ずある木製のストリンガーはなくなり、異なる硬さのEPSフォームを張り合わせて作られているフレックスバー。
全ての作業工程を見てきましたが、ここでは公開できません。
アメリカでのパテントを取得済みのフレックスバー。
EPSフォームとエポキシ樹脂が使われているこのサーフボードは、従来のエポキシボードとは違い、浮きすぎたり硬すぎたりという事が無く、テール部分のフレックスと捻じれを40%向上させているのが最大の特徴です。
長い時間セールスミーティングを行い、終了したのは夕方。
日没後のサンタバーバラ。
サンタバーバラのリテールストアー。
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