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ECT エコカーボンテック

2025/05/23
 
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プールでの使用は初めてのECT。
初めてプールに訪れた時からハッピーエブリデイ のPUを使っていて、毎年同じサイズの素材違いを準備。
昨年はスパインテックで同じサイズ。
今回はECT – Eco Carbon Techのハッピーエブリデイ。

レジンにカーボンの粉末を混ぜ込んでラミネートされ仕上げられているECTサーフボード。

硬いフレックスのカーボンシートと比較して、ECTはサーフボードにとって最も大切なしなやかなしなりと馴染み易いフレックス性が特徴の扱い易いカーボンボード。
プールの規則正しく連続してパワーポケットが出てくる波では、前足加重の踏ん張りにボードがしなり、スムースに波のトップへアプローチ行いやすく、スピードに乗ったマニューバーが可能となります。

PUの様に安定感高く波に張り付きながら無駄な反発感やフワフワ感無く、カーボンの特性を活かした伸びのあるライディングを感じ取れます。

6oz/4ozのPRO LIGHT
ラミネートレジンにカーボンを混ぜているので強度が15%アップした事で、通常のウルトラライトではデッキ面に4oz2層のクロスを使うところを6oz一層で仕上がっている為、多くのプロ選手が使うSクロス1層に近いしなやかで反応の良いフレックス性を実現しているのがECTボードの特徴です。

プロ選手が使っているTEAM LIGHT仕上げのSクロス1層のサーフボードは非常に全体のしなりが良く、ターンやカットバックをしたときに波のフェイスをえぐる様にカーブしてくれるのがしっかりと感じれる素材なので、一度使うとクロス2層のボードに戻れないというのを聞きます。
Sクロス1層は性能面では高いですが、耐久性の面では一般サーファーには厳しいクロスになるので、ECTテクノロジーで15%強度がアップして6oz1層になったチャネルアイランズのカーボンボードは是非乗っていただきたいマテリアルです。

プールでのサーフィンは素材違いの変化やフィンセッティングによる性能変化が良く解ります。
次回はベターエブリデイのECTに期待が高まります。
EPSフォームとカーボンの組み合わせで最もスピード性能に優れスポーツカー的なスパインテック。
コンディションを選ばずPUの安定感に6oz一層クロスとカーボン粉末の組み合わせで伸びのある活き活きとしたスピードを楽しめるECT。
ベターエブリデイクワッドECT
現在オーストラリアで開催中のコンテストでECTを使うバロンマミヤ。
水量の多いポイントからプールでのコンテストまで使用される素材は信頼度の高さが伝わってきます。

濃い霧が出ていた木曜日の朝。
波のサイズはコシムネ。
不安定なウネリの入り方。
水温は17度。

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