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春に使う50代からのフルスーツ

 
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北東から東の風が吹く水曜日。
時々強い雨が降り、視界不良の朝。
波のサイズはムネカタ、場所によってはアタマオーバー。
霧雨の時はピークが見えなくなっています。
今日はフルスーツが必要です。

やっと20度近くまで上がってきた海水温。
それでも昨日と今日の気温19度北風ではジャージフルスーツだと冷えて寒いと言っていた方は多く、冬用のセミドライを使って冷えを予防する姿もちらほら。

水温18度が続いていた今年の春。
冬の海水温が少し高くなったぐらいのこの温度は身体を冷やし易く運動能力が低下してしまう温度。
水温18度前後が続く時期に、いろいろな年齢の方に寒さの感じ方を聞いて分かった事があります。

年齢が若く30歳〜40歳ぐらいまでは水温18度なら暖かく感じていて、ジャージフルスーツではむしろ暑く、シーガルでも大丈夫と感じている。
40歳〜50歳までは薄手のフルスーツで寒くも暑くもなく、全く普通にサーフィンしている。
50歳を過ぎた方は、海水に入った時から冬のような冷たさを感じて、晴れていても北風が吹いていればジャージの薄手フルスーツでは体温はどんどん奪はれ、冷えを感じてテイクオフも遅れ始めてしまう。

同じ海水温でも感じ方の違いは、基礎体温や筋肉量の違いだと思いますが、50歳を過ぎてからは特に暖かく軽量なウエットスーツの準備が必要だと実感しています。
現在も僕が使っているウエストスーツのブラックレーベル生地を使った4/3mmフルスーツ。
見た目はオールジャージ素材なので、不安定な天候の梅雨時期に身体が冷えていないかを話す機会が増えている最近。
ジャージ素材の両面にチタンコーティングが施されているこのウエットスーツは、保温力の高い最近の水筒の様に熱を逃さず体温の低下を防いでくれる最新の素材なので、自分だけ体が冷えていない事がわかるウエットスーツです。

首と手足首を冬の防水仕様にしているので浸水はほぼ無く、スーツ内の体温が逃げていかないので、冷えを感じた事は一度もありません。
3月中旬のブーツを履いている時期から使い始めて既に3ヶ月活躍してくれているウエットスーツ。
現在の海の中で、オールジャージフルスーツを使う同じ世代の方が寒さを訴えている時でも全く冷えを感じる事は無く、軽量で伸縮性がとても高い生地なので、サーフィン自体の調子も安定して良く、保温力の高いウエットスーツが体の動きを向上させてくれる事が良くわかります。

冬に向かっている時期は寒くなれば直ぐにセミドライスーツを選択しますが、春以降の気温は上がって来ても水温はなかなか上がらず、でも重たい冬用はもう着たくない今の時期のウエットスーツ選択の悩みを解決してくれます。

サーフボードのミッドレングスが50歳を超えた方に衝撃的な楽しみを与えてくれたのと同じくらい、暖かく体がよく動き快適で毎回使いたくなる「年齢と向き合うウエットスーツ」になります。

冬用セミドライスーツと春用薄手ジャージフルスーツの中間に位置する新しいウエットスーツ、とってもお勧めです。

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