カリフォルニア
無風からオンショアになってしまった日曜日。
波のサイズはムネ。
外気が暖かいのでとても冷たく感じる海水温度は15度。
ブーツを履かないと冷えきってしまいます。
気温は20度、海水は15度と、現在の千葉と同じ様な冷たい海水温度のサンタバーバラ。
開口部が大きく開き、サーフィン後も中が濡れていない僕の着ているウエストスーツの冬用プロトタイプ5/3mmを見て驚いていたナザニエル。
サーフィンの歴史が長いカリフォルニア、ウエットスーツはやはり日本製が一歩リードしている様です。
無料の水シャワーがあるベンチュラの駐車場、あまり使っている姿を見ないので聞いてみると、日本の習慣と違い、カリフォルニアのサーファーの半分は海上がりに水浴びなどはせず、パッパと着替えてそのまま帰宅するそうです。
日本人の様に石鹸で全身を洗い、ウエットスーツまで洗ってしまう人はいません。
キャッシュレス先進国のアメリカ。
チップ用に50ドルは成田で両替して持って行きますが、それでも余ってしまうぐらい現金を使う場面は少なくほぼカード決済、お金の入った財布を持ち歩く習慣は無くなり、サーフィンに来ていたナザニエルも所持金は0円でした。
日本ではまだ200軒ぐらいしかない小規模な醸造所が作るクラフトビール。
カリフォルニアではこの上面発酵のエールビールは人気で、新しい醸造所が増えている最近です。
以前はワインを楽しみにしていましたが、昨年ぐらいからエールビールの飲み比べが楽しみです。
香り豊かで味わいの深いエールビール、カリフォルニアに行かれたら是非飲んでみてください。
日本ではありえないオンザビーチの個人住宅。
ビーチ沿いは人気が高く、シンプルな3ベッドルームの一軒家は7〜8000万円ぐらいのお値段。
豊かなアメリカのカリフォルニアですが、年明けに起こったLAからサンタバーバラの大規模な山火事の被害は大きく、フリーウエーの横にある山肌はふもとまで木が焼けてしまい、道路の右手ヤシの木も真っ黒になり、新しい葉っぱが出たばかりの状況になっていました。
これはチャネルアイランズの工場が近い、サンタバーバラの街に山火事が迫っている写真です。
住人たちは2週間、防塵マスクを外せなかったそうです。
火事で山の木が焼失してしまったサンタバーバラの街を襲ったのが大雨。
大規模な土砂崩れが起こり、いつもスタッフが通勤で使っているフリーウエーは写真の様な状態。
僕が行った2月には平常を取り戻していましたが、連続して起きた大規模な山火事と土砂崩れの影響でチャネルアイランズの製造工場は1ヶ月近くラインがストップしてしまい、今年は春のサーフボード入荷が例年よりも遅れてしまいご迷惑をおかけしています。
現在はフル稼働していますので、もう少しお待ちください。