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フィーバーが選ばれる理由

2019/01/28
 
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2017年の秋に発売が始まったモデルのフィーバー。
細身のパフォーマンスボードという理由から日本では注目度が低く、話題にならなかったモデル。
その年の春に千葉で開催されたWQSで優勝した選手が使っていた事でコンペ系のサーファーから注目度が高まり、一気に日本の波でも高評価を得たサーフボードになります。

2017年の秋から何度かブログ内でも感想をご紹介していますのでチェックしてみてください。

既にフィーバーを使っている方の評価はとても高く、特にサーフィン歴の長い方ほど、サーフボードの進化と完成度の高さに驚き喜んでいただいています。
細身のショートボードにしては滑り出しは早く、ダラダラの波でも十分に使え、強い推進力がありながらカービングも行い易い性能は、サーフィンのステップアップを早めてくれます。

サンクレメンテに住むパットガダスカスが1本のショートボードで小波からサイズアップした時に使え、ビーチブレイクからポイント、リーフブレイクまで対応できる万能なサーフボードを求めて出来上がったのがフィーバーです。

この写真は2017年の2月にサンタバーバラ本社でフィーバーの解説を聞く時に撮った物になり、この時点ではモデルロゴが出来てませんが、ほぼ完成に近い状態になっています。
2016年から試作ボードのテストが始まり、プロ選手がコンテストで使い始めるまでには約1年半、一般の方が手にするまでには2年、長い時間を使いチューニングを行っていたのが解ります。
特にこのフィーバーは開発に時間を掛け、完成度を高めたと言っていたのが印象に残っています。


ニューフライヤーやフレッドラブルで使われた2ステージロッカーではなく、ルーク15で使われた全体にカーブのあるコンティニューロッカーが使われ、
ノーズのやや緩いロッカーは滑り出しの早さ、ストレート気味のセンターロッカーはスピード、ルーキーやMBMと同じ強めのフリップアウトテールが理想的なトップアクションとカービングを可能にしているのがフィーバーの特徴です。

ノーズからシングルコンケーブが始まり、センターにかけて浅く続いて行きます。

サンプラーの半分ぐらいの深さのコンケーブになっているサイドフィン周辺。

サイドフィンからしっかりとしたテールキックがあるので、レールにボリュームを持たせてもホールドできるデザインになっています。

ニューフライヤーほどではないですが、やはりサイドフィンからはメリックヒップが使われ、ターンの鋭さを引き出しています。

レール形状はデーンがデザインしたブラックアンドホワイトやペレグリンなどのミディアムボキシーとは違い、他のモデルよりも厚すぎず薄すぎず、持ちやすくパンチの出るミディアムレール。

アウトラインからロッカー、コンケーブ、全ての部分に時間を掛けてチューニングしてトータルバランスの良いデザインに出来上がっているのが、多くの方に支持されている理由だと言えます。

腹胸サイズの波から活躍してくれますが、コンディションが整った時のベストな1本をお探しの方は、是非乗っていただきたいサーフボードです。


フィーバーの価格は125,000円、スパインテックは140,000円税別。
アルメリック フィーバー

長いお正月休みの最終日。

ウネリは弱く、波のサイズはモモコシ。

昨夜の強い北風で海水温度は上がっています。

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