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年齢と向き合うサーフボード-6

2022/05/09
 
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年齢と向き合うサーフボード。
2021年9月

東京オリンピックが終了した2021年の秋、幅広い年齢の方がサーフィンを楽しむ現在。
若いサーファーも増え、50歳60歳の方も楽しめているスポーツ。

前回、「年齢と向き合うサーフボード」を投稿したのは2019年の秋、2回の台風被害と大雨、その後はコロナウイルスの蔓延、いろいろな事があった2年間。

この2年でサーフボードも変化と進化をしていて、より多くの波に乗れて楽しめるサーフボードのラインナップが増えています。
これは2年前の「年齢と向き合うサーフボード」の記事で使った写真。
まだチャネルアイランズからミッドレングスは登場していなく、トライフィンの5フィート台が主流。
トライフィンが主流の中、Ciフィッシュの楽しさに火がつき2枚フィン人気が強くなりながらCiミッドが登場した2020年春。
そして今年の春、長年使ってきたトライフィンも継続して活躍しながら、新たな波に乗る感覚を楽しめるツインフィンが人気になっているのが現在の傾向です。
これは世界的に、より多くの波に「乗れるサーフボード」「乗らせてくれるサーフボード」が求められ、トライフィンを大きくするのではなく、スピードの出るツインフィンを使い新たなフィーリングで楽しみたいという流れだと思います。

センターフィンの無いツインタイプは、水の抜けが良いのでスピード性能に優れ、大きなサイドフィンを装着する事でドライブ感は失われずにスラスターとは違うグライド感とリリースする感覚を楽しめるサーフボードデザインになっています。
スピードの出るサーフボードはアクションを行いやすく、ライディング距離も長くなり、明らかに長年続けてきたサーフィンに変化をもたらしてくれるからです。

今回は、昭和40年生まれ現在56歳、20歳ぐらいから始めてサーフィン歴は35年の僕自身を題材にしてみました。

長年楽しく続けてこれたサーフィンも年齢が進み、筋肉の衰えや体の反応遅れなどを実感している最近、まだ5フィート台のショートボードを使えていて体が動けているうちに、これから迎える60歳になっても活躍してくれるサーフボードの準備が必要だと感じています。

ここ数年で変化している僕自身の「年齢と向き合うサーフボード」をご紹介いたします。

2019年の写真を見ていただいてもメインに使っていたモデルはネックビアードやOGフライヤーのパフォーマンス性の高いサーフボード。

この頃に使い始めたCiフィッシュが「乗れるサーフボード」「乗らせてくれるサーフボード」として変化を与えてくれた切っ掛けとなったサーフボードの始まりになり、トライフィンだけだった普段使いのボードから、多くの波に乗れ、トライフィン以上に高いスピード性能を楽しめるサーフボードへと変化していきました。

2020年春に登場したCiミッド。
販売開始から世界中でヒット商品になり現在も製造が追いついていない状態。
ミッドレングスとの出会いは、僕自身と既に使っているサーファーにはこれほど大きな楽しさを与えてくれた衝撃的なサーフボードは過去になかったと思います。
長年ショートボードだけを使っていた自分にとって、こんなに長くて浮力の強いボードを使いこなせるか自信が無く、少しの恐怖を感じていたのを今でもはっきりと覚えています。
そんな大きなミッドレングスも使い始めてから数本で慣れ、今まで乗れる事の出来なかった波に簡単に乗れ、抜ける事の出来なかった速いブレイクの波を簡単に抜けて行ける楽しさは圧巻でした。
ミッドレングスを使い始め、これがあれば自分が元気でいれば何歳になっても波に乗る事が出来ると実感させてくれ、実際に60歳を迎えた方にもとても喜んで頂いているサーフボードです。
デボンハワードがデザインして世界的ヒットになったミッドレングス。
日本の小波でも十分楽しめますが、このサーフボードの真価を発揮するのはサイズアップした時、ピークの深い位置からテイクオフしてハイラインを走り抜けるスピードはショートボードでは体験できない速度になり、このスピード感を50歳を過ぎてから体験してしまうと、再びサーフィンに熱が入り、どなたも目がギラギラと若返ってしまいます。

多くの波に乗れる事を純粋に楽しめるミッドレングス、浮力も強いので海の中でコントロールするには今までと違う筋肉を使い、沢山の波に乗れるので必然的にピークから岸の往復が多くなる為、パドル回数が増えて肩周りの筋肉もしっかりとしてパワーアップしてくれるので、楽しみながら上半身が逞しくなっていく変化を感じていただけます。

年齢を重ねて行く過程で、サーフィンを楽しく続けて行くためにはこのミッドレングスはマストアイテムだと思います。

ミッドレングスについては、過去数年に渡りブログでこの楽しさをご紹介していますので参考にしてください。
2021年後半になり準備しているチャネルアイランズ になります。
この中で使用頻度が高いモデルはフィッシュビアード。
その次はCiミッド、波のサイズに合わせてCiフィッシュとツインピンが今年の活躍してくれるサーフボードです。
フィッシュビアードは最初に使ったサイズよりも現在は大きくしてますが、パフォーマンス性能は満足感高く、若い頃は難しく感じていたトップでのカービングやラウンドハウスカットバック、連続したリップアクションが現在の年齢になっても現実的に行えるサーフボードであり、年齢を重ねているのにサーフィンの調子は上がっていくので、精神的にも元気になり充実感を与えてくれるベストサーフボードです。

長年ショートボードを使い、このフィッシュビアードの万能でレベルアップさせてくれる性能に出会えるとは思ってもいなかったのが正直な感想です。

サーフィン歴が長く、沢山乗れてパフォーマンスボードが好きで、新しいサーフボードに刺激を受けたい方に最もお勧めのモデルです。

今回ご紹介したい「年齢と向き合うサーフボード」は、
長年愛用している2モデルをカスタムしてレングスを伸ばしたCiフィッシュ5’11″とCiツインフィン6’2″の2本です。

どちらも既製サイズのままでも問題なく多くの波に乗ってサーフィンを楽しめるモデルですが、
レングスを伸ばす事で更に多くの波に楽に安心感高く乗れる年齢をフォローしてくれるボードに変化してくれます。

年齢を重ねて行くと誰もが筋力や反射神経が鈍る事で、テイクオフが徐々に遅くなってしまい乗れる本数が減ってしまいますが、レングスを伸ばしたこの2本はそれらの不安をしっかりと補ってくれます。

レングスを伸ばす事でボード自体の動きはやや緩慢になってしまいますが、年齢を重ねた時に優先されるのはパフォーマンス性よりも多くの波に乗れる事です。
ノーズ幅の広いCiフィッシュは乗れる事には特に優れ、小波から胸肩サイズの波で活躍してくれます。

すでにフィッシュボードを使っている方のもっと乗れるフィッシュボードや
フィッシュボードに乗ってみたいけど既製サイズの短いフィッシュボードではやや体がきつく不安を感じてしまう、テイクオフにゆとりがありドルフィンスルーもやりやすいボードを持ちたいと考えてる方にはお勧めのカスタムでのレングスアップです。Ciフィッシュを使う波よりもサイズアップしている時に使っていただきたいCiツインフィン。

若い頃から長年ショートボードを愛用してきた方は、何歳になってもパフォーマンスできるサーフボードを使いたくなり、波のフェイスを自由に走りたい気持ちが薄れる事はありません。
レングスを伸ばしたCiツインフィンは期待通りの活躍をしてくれ、安心感高いテイクオフからスムースなカービングまでこなせ、年齢をフォーローしてくれる最高な1本になります。

5フィート台のショートボードではレイトテイクオフになっていたシビアな波でもゆとりが出て、どんどん波に乗れる本数が増えて行くのを実感していただけ、少し前の年齢の時よりも多くの波に乗れている自分に気付いていただけます。

元々スピード性と回転性に優れたモデルなので、レングスを伸ばしてもボードの動きが緩慢に感じる事は少なく、むしろ更にスピードアップ出来るサーフボードに進化しています。

ツイン、ツインスタビ、トライ、キールフィンと1本のボードで4種類のフィンタイプを使えるデザインなので、波のコンディションに合わせてボードの性格を変化させて楽しめるのもCiツインフィンの特徴です。

ショートボードが好きだけど、少しレングスを長くして楽したい方にお勧めのモデルであり、旅に出るならボードケースに入れたい万能な1本です。

2017年販売が始まったCiツインフィン。
現在はカスタムオーダーのみになり、年2回開催のオーダーフェアーでは今でも数本のご注文が入り続けている信頼度高いモデルになります。

現在は様々なタイプのサーフボードがあり、幅広い年齢の方がサーフィンを楽しめます。
今まで使っていたショートボードのレングスを長くする事で、想像以上に多くの波を捉える事ができる様になります。
これは年輩の方だけではなく、サーフィンを始めたばかりの若い世代の方も該当します。

短いレングスに容積だけを多くしたボードはテイクオフが難しくなり、なかなか年齢とサーフィンレベルをフォローしたサーフボードにはなってくれなく、お体に合わせた長めのレングスとドルフィンスルーを行える容積のバランスが大切になります。

多くの波に乗れる事でレングスと容積のバランスが最大に良いのがミッドレングスですが、ビーチブレイクの多い千葉周辺では、本格的にサイズアップした良い波の時には沖に出る事で体力を消耗してしまうので、千葉外房などではメインの1本がミッドレングスというのは難しくなってしまい、やはりパフォーマンスボードのレングスと容積をアップしたタイプが万能に活躍してくれるので、2本を併用していただけるスタイルが理想です。 こんな日はミッドレングスかフィッシュボードでクルージング。 こんな日はレングスを長くしたCiツインフィンかTWO HAPPY。
同じ千葉の波でもコンディションは色々です。

いくつになってもサーフィンを楽しむ為には、若い頃よりもサーフボードの選択には慎重になり、年齢に合った道具選びを早めに始める事が大切です。

年齢を重ねて長年続けてきたサーフィン、サーフボード以上に気にしなければならないのがご自身の体のメンテナンスです。
サーフィン後にしっかりとメンテナンスしていないと肩甲骨や脇の下の筋肉は硬く柔軟性を損ない、パドリングを行う腕がスムースに伸びずに短いストロークになってしまっています。
1時間ぐらいのサーフィンで腕が上がらなくなったり、疲労を感じてしまう様では肩周りの筋肉はあまり良い状態とは言えません。
何キロも泳ぎ続ける事が出来る水泳選手の様に、伸び縮みが良く疲労を感じない肩周りの筋肉の維持が大切になります。

現在のサーフボードはとても高性能になりどなたでも楽しめる道具になっていますが、そのサーフボードを滑り出させるのはご自身のパドリングであり肩周りが動力源になっています。

背中や肩甲骨周辺の筋肉が硬く柔軟性が足りないと、パドリング時に腕は回りにくく胸をそれなくなり、体が辛いので、どうしてもサーフボードの後ろに乗ってパドリングしてしまう様になります。
後方に乗ってパドリングをするとサーフボードのノーズは浮いてしまい、本来の早い滑り出しを引き出すことは難しくなってしまいます。

年齢と向き合い、確かなサーフボードを手に入れても動力源が錆びていては楽しむ事は出来ません。

身体を柔らかく筋肉を柔軟に保つというのは、年齢が上がるほど大切になってきます。

Keep Paddling この言葉はサーフィンにとって最も大切になり、スムースなパドリングからのテイクオフが良いライディングにつながります。
正しい姿勢でパドリングを続けていく事が、サーファーにとっては永遠に重要です。
長年サーフィンを続けて、僕自身は下記の事を日々気を付けています。

1、質の良い睡眠をとる。
2、身体を冷やさない。
3、柔軟体操を続け体を柔らかく保つ。
4、暴飲暴食を避け、飲酒は控えめに。
5、年齢と向き合ったサーフボードを持つ。

日々労働に励み、体と脳に程よい疲れとストレスを与える事で、良質な睡眠に繋がります。
良質な睡眠は筋肉の回復を早め、サーフィンのパフォーマンスを向上してくれます。
しっかりと睡眠が取れる生活サイクルを作る事が良質な眠りに繋がります。

海水温は常に気にして、体を冷やさない暖かいウエットスーツの選択が大切です。
体を覆う筋膜はハチミツの様な性質で、冷えれば硬くなり、暖まれば伸びが良くなります。
流行りのスタイルでウエットスーツを選ぶのではなく、体がやや暑く感じるぐらいのウエットスーツを使う事で筋膜は柔らかさを保ち筋肉の疲労感も軽減しパフォーマンス向上に直結します。

年齢を重ねて、何もしないで筋肉が柔らかさを保てる人はいません。
毎日少しでもストレッチを続け、体の柔軟性を保つ事が大切です。

サーフィン後にビールとラーメンでは傷んだ筋肉の補修はできません。
積極的にタンパク質を補い、ビタミン補給する事で筋肉の回復を早めて次のサーフィンを楽しめます。

地味な事ですが、日々の積み重ねが大切です。
毎日の生活に注意して変化する事で、サーフィンは何歳になっても良い状態を保ちレベルアップに繋がり、1〜4を気にする事で慎重に選んだサーフボードが初めて活かされてきます。
幾つになってもサーフィンを楽しむ為に、
身体のメンテナンスをしっかりと行い、年齢と向き合うサーフボードの準備をして
そして綺麗な良い波に沢山乗る事が大切です。


「年齢と向き合うサーフボード」いつでも相談してください。

2021年11月










昭和の代表的アニメのサザエさんに登場する波平さんの年齢は54歳。
子供の頃から見ていた波平さんの年齢を超えている自分に驚いてしまった最近。
素直な気持ちで年齢と向き合う事が大切ですね。


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